生理痛は「あるのが普通」だと思っていませんか?
ごく軽い痛みや、腰やおなかが重だるい程度なら問題ありませんが、仕事や家事を休まなければならないほどの痛みがあるなら、何らかのケアが必要です。
漢方では、生理痛は「血」のめぐりが悪くなった「瘀血(おけつ)」があるためと考えます。
オ血を放っておくと、生理不順やその他の婦人科系のトラブルを招く恐れもあるので、まずは食生活や生活習慣を改善して「血」のめぐりのよい体にしていくことが大切です。
漢方薬では「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」「血府逐お丸(けっぷちくおがん)」「きゅう帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」「田七人参(でんしちにんじん)」などの処方を使います。
生理の1週間くらい前から服用することで、巡りの良い体を作ります。
毎日たくさんの方と店頭でご相談させていただいています。
ほとんどの方は「とくに心配のない生理痛」の方です。
逆に心配な生理痛とは…
上記のような症状があるようなら要注意。
生理痛は、子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮筋腫などの婦人科系の病気が原因となり起こることもある症状だからです。
食生活や生活習慣を改善することで、痛みが軽くなるなら心配ありませんが、数ヶ月間続けても改善しない場合や上記の症状が1つでも当てはまるようなら一度婦人科で検査することをお勧めいたします。
歌手の松浦亜弥さんが子宮内膜症を経て女の子を出産したと報道されておりました。
独身時代、松浦亜弥さんはバラエティ番組「メレンゲの気持ち」やご自身のブログで愛飲している漢方を紹介しておりました。それがコレです。
松寿仙(しょうじゅせん)【第三類医薬品】
クマザサ、ニンジン、アカマツと三種類の生薬だけのシンプル処方。
笹の葉といえば「ちまき」を包みますよね。抗菌・防腐作用があるから昔から使っているんですよね。
この液体の漢方「松寿仙(しょうじゅせん)」はお湯で薄めて飲むと、ほんのり甘くて美味しいんですよ♪ クマザサやアカマツは活血作用と解毒作用が主な効果でしょうか。
子宮内膜症は漢方で言う「オケツ」体質。血行を良くすることが症状を緩和するポイントなのです。妊娠中に飲んでもOKなところが嬉しいですね。
ご購入の前に店頭でご試飲ください。まれにこの味が絶対ダメな人がいますので(汗)
そして、今の症状で飲んでいいか専門家に相談してから購入することをオススメします。
もちろん西山薬局では、いつでも「試飲」歓迎ですよ。
【私の卵巣のう腫 体験談】
詳しい記事はバナーをタップ(クリック)した先のブログでご覧ください。
西山薬局店主 西條 弓子
生まれた時から漢方薬に囲まれて育った漢方薬局の娘です。
今では白衣着て健康相談しているワタシですが、独身時代は生理痛を放っておいて痛い目に遭いました(汗)