Vol.048 健康な子供は健康な夫婦から

強面の不妊カウンセラー梅安です。

２１世紀のちょっと前から、少子高齢化がさらに加速されると言われてきてました。

これから誕生されるお子さん達は、家族の宝であるばかりか、日本の宝だとボクは思います。 

だからこそ子宝に恵まれたいカップルが、健康な子どもを授かることはボクの願いでもあります。

健康な子どもが授かるには、健康な体を持っている両親が前提です。

漢方の中医学は妊娠力を「先天の精（腎精）」といい、両親から受け継ぐ生命エネルギーを豊富に持って生まれるか否かが、生まれた子どもの成長も関係すると考えます。

腎に蓄えられる精（腎精）が多いほど成人は生殖能力があります。

生まれてきた子どもは、丈夫な骨歯を形成、しっかりした骨格を保ち、脳の発達もよくなり、髪の毛も黒々として病気になりにくい体に。

生後の飲食及びライフスタイルは生後に腎精を補ったり減らしたりすることになります。

脾で消化し吸収される飲食物の栄養と、肺で呼吸し取り込まれるきれいな空気が一緒になり「後天の精」を形成。

不足した先天の精を常に補充しながら、体の成長が進むものと古くから考えられております。  

腎精が多く脾と肺の丈夫なお子さんは病気もせず元気がよい。

腎精が少なく脾と肺の弱いお子さんは「脾弱（ひ弱）」、すなわち虚弱体質ということになります。 

腎に蓄えられる精は飲食がベースとなり、気血水を生成。

健康な血液から精がつく精がつくられ、腎に蓄えられるとされてきました。

「腎精の貯蔵量≒生殖能力」　みたいな感じでしょうか。

余談ですが、はり師・灸師・マッサージ師は解剖学の授業で現代医学の知識を医師から学びながら同時にこのような理論も学ぶ必要があります。 

また、腎精が多く丈夫な体を持っていても日頃の飲食で養生せず、冷たい飲みものをとり過ぎて脾を壊したり、風邪をこじらせて肺を傷つけたりすると、虚弱な体質になります。 

AIH（人工授精）、IVF（体外受精）、ICSI（顕微授精）、受精卵の凍結保存。

日本国内において不妊治療の医療技術の発達はすばらしいと思います。昔だったら諦めていた方も子宝に恵まれる時代なんです。

しかし、一般不妊治療を経て転院。体外受精などと治療をされ、なかなか妊娠に到らなかったなかった方も多いです。そんな時こそ、自然の恵み生薬を使った漢方の不妊周期調節法を試してみてください。 

体調が整うと3～6カ月、長くて１～２年でめでたく妊娠されます方も少なくありません。ボクのお客様では過去に結婚２０年目にして初めて赤ちゃんを授かった方がいらっしゃいます。

身体が整えば不妊治療を続けながら妊娠できるチャンスは皆さんにあるのです。器質的に問題が無ければ、自然妊娠だって望めるのです。 

私たちを含め、全国の漢方専門店がおすすめする周期調節法（周期療法）や動物生薬を含む補腎薬には、健康なご夫婦をつくる大変よい手段と、確信しております。 

可愛い赤ちゃんをアナタに。