低AMHで採卵できる数も限られており、大事に大事に卵を育てて無事に妊娠・出産された方から喜びの報告をいただきました。
今年からご本人様が、2人目をご希望されており妊活を再開されました。
困ったときの「煎じ薬」がよく効いた症例です。
※掲載に関してはご本人の了承を得ております
R様34歳。
卵管因子でのIVF
AMHの数値は0.3と低く、採卵できても2~3個
育たなくキャンセルになったときもありました。
独身時代からの子宮内膜症、生理痛は重く仕事に支障がでる位。
それでもフルタイムで頑張ってお仕事を続けてきました。
酷い月経痛、子宮内膜症、冷えタイプとなると桂枝茯苓丸の煎じ薬がよく効きます。
人生初の煎じ薬は、最初慣れずに焦がしたり煮詰まりすぎたりと大変だったようですが頑張って3カ月続けてくださりました。
採卵前日、ギリギリまで活血薬を続け、移植前は補腎+補血+疎肝を中心に処方を変更。
陽正反応が出るも、hcgが低くて焦りました。
流産の危険があるときは、鹿茸や冬虫夏草といった動物系生薬が定番。
その時に必要な処方を使って頂き、やがて胎動を感じるように。
お電話を頂いた時、ボクも嬉しくて小躍りしたことを覚えております。
この記事を書いた人】
創業明治34年 漢方薬の西山薬局
代表取締役社長 西條信義(梅安先生)
不妊カウンセラー、国際中医専門員、鍼灸師
漢方薬と鍼灸の二刀流でケアしております
趣味はバイクツーリング、焚き火、珈琲