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煎じ薬って何ですか? |
皆さんが「漢方」と聞いてまず思い浮かべる光景は、薬局にずらりと並んだ「生薬」や土瓶や土鍋でコトコトと生薬を煎じているところではないでしょうか?明治時代以前の医療では、薬物療法のほとんどが「湯液」と呼ばれる煎じ薬でした。
煎じるというのは生薬を水で煮出し、その成分を抽出させることです。現在の内服薬の原形ですね。煎じ薬の処方名の末尾に「湯」のほかに「方、一方、飲、飲子、煎」などの文字がついたお薬もあります。たとえば、治頭瘡一方、キュウ帰調血飲、当帰飲子、一貫煎などです。
最近では薬局で手軽に買える「漢方」といったらエキス剤・散剤・丸薬など多くありますが、今でも漢方薬の主流は「煎じ薬」が圧倒的に多いのです。 |
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煎じ薬は効き目が早いって本当? |
| 煎じ薬は他の製剤(エキス剤や丸剤や散剤)に比べると、飲むまでに手間暇をかけなくてはなりません。一日量の煎じ薬を600ccの水で半量になるまで煮詰め、こして飲みます。これがもっとも一般的な煎じ方です。独特な臭いもありますし、火加減の管理が必要です。とても面倒ですね。しかし多くの方剤が形を変えずに、今に伝わっているのは理由があるからなのです。まず、煎じ薬は効き目が早いということ。煎じ薬を飲むときには液体ですから、胃腸からの消化吸収時に負担をかけず済むのです。また、喉越しが良いので丸薬や粉薬などが苦手な方でも煎じ薬なら一気に飲むことが出来ます。 |
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漢方薬の煎じ方、飲み方は? |
@ 一日分を袋のまま、土瓶に入れます。
A 水をガラスコップ三杯(約600cc)入れ、弱火で約30分〜40分煎じます。(煮すぎの場合は少し湯を足してください)
B 煎じ粕は捨てて煎じ汁のみを温めて一日三回食間に分服して下さい。(煎じ汁に粕が混じっていると成分や味が変わります)
C 仕事などの都合で三回に分けて飲めない場合は朝晩二回に分けてお飲み下さい。 |
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良薬口に苦し。においや味も薬効の一部。 |
| 煎じ薬を煎じていると特有な臭いが部屋中にたちこめてきます。「このにおいがどうも・・・」という人も多いと思います。この「におい」というのは一種の揮発成分ですが生薬から出た有効成分も含まれています。「臭い」と感じる方も居れば、「いいにおい」と感じる方も居ます。また、においと同様、味もまずいと感じる人もいれば、おいしいと感じる人もいます。その煎じ薬が、症状に合っていれば「おいしい」とまでいかなくても、そう飲みづらいものではない筈です。換気扇で「におい」を捨てずに味わってください。 |
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